こげさんは、朝早くに家内と一緒にうさぎ病院へと出掛けてしまいました。
どうもおしりの穴の調子が悪いのです。
わたしは一人、お留守番です。
二人が出掛けてすぐ、火災報知器の点検のひとがやってきました。
棒の先におわんをつけたような器具を、各部屋の報知器に押し付けると、ちょっと間をおいて、ピーピーとけたたましい音を立てるのです。
点検のひとは各部屋すべての検査を終え、作業確認用紙を差し出しました。
わたしはそこにぺたりとハンコをつきました。
検査のひとはそれを受け取ると、マンション内の他のお宅へと移っていきました。
ときどき遠くで警報器の音が聞こえます。
ちょっとおなかが空いたので、冷凍していた食パンを一切れ解凍し、ベーコンスクランブルエッグを作って食べました。
家内とこげさんは、まだ帰ってきません。





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